Selflessness Featuring My Favorite Things
https://www.youtube.com/watch?v=N1ytNfqO9Rk
コルトレーンで一枚、ということであれば、迷うことなくこのアルバムを挙げる。1は何度も演奏されているコルトレーンの愛奏曲だが、ロイ・ヘインズ参加のこのヴァージョンは、神がかり的なまでに凄い。いわゆる「コルトレーン・チェンジ」と呼ばれるコード・チェンジを使い、音楽がどんどん高いところに登っていく。比喩ではなく、聴いているこちらまで酸欠になりそうな演奏だ。2も愛奏曲だが、カデンツァがやや長いかな。いつものことか。3も1に匹敵する熱演だが、1に比べると、オリジナルである分、ついていくのに多少の集中力が必要。ジャズ聴き始めの人は、早めにチェックする事をお勧めする。